【レビュー】PATRICK TA|Major Dimension Eyeshadow Palette
みなさまこんにちは。
今日は パトリック タ 初のアイシャドウ、
Major Dimension Eyeshadow Palette
についてレビューしていこうと思います。
よろしくお願いします!
いきなり余談ですが、
タさんについて少し調べてみたら意外な経歴を知ることができました。
これは美女たちに肘掛けのように扱われ困惑の色を浮かべるタ氏。
なんでもかつては料理人への道を模索したり日焼けサロンの経営をするなど、メイクアップとは全く関係のない道を歩んでいた方だったんだそうです。
それがひょんなことから MAC へ就職し、この業界に一気に傾倒していくことになったとか。
そこからの快進撃はすさまじく、
SNS を介して彼の名は次々とセレブたちへ届きはじめ ドンッ
ものの数年で指名が殺到するメイクアップアーティストとして人気を確立。ドドンッ!
満を時して自身の名を冠したブランドをローンチ。ドドドドドンッッ!!
はァ〜 ハリウッドにゃ夢がある。
それではスウォッチ参ります!
Major Dimension Eyeshadow Palette
パウダーアイシャドウ10色、クリームアイシャドウ2色。合計12色のカラーバリエーション。
肌の色によく馴染むマットが豊富で、とても使いやすいパレットです。
ギラギラ眩しいピンクゴールドパケ
この世の全てが映り込む鏡面仕上げ
Abundance
ハイライト的に明るさと輝きを与えてくれる色。半透明で透けるためどんな色に組み合わせても浮かずに使える。
Opulence
淡いオレンジにゴールドラメ。指で塗るだけでナチュラルなホリ感&美しいツヤ。
Lavish
ゴールドのラメがうっすら入ったオレンジベージュ。上のオレンジと組み合わせるとオフィスメイクもいける。
Legendary
ギラっとメタリックなオレンジブラウン。見たままに発色して、ヘルシーな印象。
Exquisite
セレブが大好きな色(偏見)。ゴールドラメ入りのブラウン。基本的にこのパレットのラメはほぼゴールドなのでよく馴染み、締め色にぴったり。
Divine
チラチラ細かいラメの入ったニュートラルベージュ。ひと塗りでまぶたの色むらを消してくれるので、ベースカラーに最適。
Transition / Absolutely / Mother / Scandal
ひとくくりで失礼します 笑
この4色は見たままのマットカラー。ベルベットマットと銘打っているだけのことはある、驚きの粉質です。はじめて触った時、色も色なので「溶けかけのチョコを触っているみたいだ!」とびっくりしました。
そして大好きなクリーム2色。
クリームシャドウは「ベースにしいてからパウダーを乗せる」というのがよくある手順だけど、タさん本人のメイク動画を見るとパウダーの後にこのクリームを使ったりしてます。
クリームが上だと綺麗に仕上がらないんじゃないの?と思われるかもしれないけど、それが心配無いんです。サラッとしていて、ぼかしやすいクリームなのでヨレも気になりません。どの色をどの順で使っても良い、自由自在なパレットです。
色味的にもかなり汎用性があり、持っていて損のないものになっています。
「パウダーのあとにクリームをのせる」のがタさんは好きなようです。たしかチークもそうだったはず。
そして個人的にこのクリームの最大のお気に入りポイントが、リップやチークにも使える(いや使って良いとは書いてない)ことです。
タさんの推奨ではないので自己責任でやってみてくださいね。
私はめちゃんこ好きです。
お気に入りのメイク貼っちゃお。
PATRICK TA
— 粉太郎 (@konataro_cosme) June 14, 2021
Major Dimension Eyeshadow Palette pic.twitter.com/PFJ7wLeSCK
今日の👀と💋
— 粉太郎 (@konataro_cosme) June 16, 2021
今日もタさんのパレットです。左上のクリームをベースに赤みブラウンメイクしました。リップ、左下のクリームぼかしたらとてもかっこよくなった!しかも落ちにくい。この使い方めっちゃ気に入った。荒れませんように! pic.twitter.com/dpMz5atqEL
最後に・・・
タさんは公式サイトでこのような言葉を綴っています。
「I HAVE ALWAYS GRAVITATED TOWARD WOMEN. GROWING UP, I KNEW I WAS GAY BUT WASN'T OUT TO THE WORLD. WOMEN LIKE MY MOM, MY SISTER AND MY BEST FRIENDS WERE THE ONES WHO ALLOWED ME TO BE MYSELF. I WANTED TO CREATE MAKEUP THAT MADE WOMEN FEEL CONFIDENT AND BEAUTIFUL IN THEIR OWN SKIN, JUST AS WOMEN HAVE MADE ME FEEL.(一部抜粋)※全文 」
ざっくり訳すると
「私は女性が自分の持つ美しさや自信を感じられるようになるメイクアップ用品を作りたい。かつて同性愛者である私をありのまま受け入れてくれた女性たちのように。」
つまり PATRICK TA beauty とは「自分自身の素晴らしさを認める」ということにただならぬ苦労を重ねたのであろう彼のバックグラウンドそのものであり、コンプレックスを抱く全ての女性にむけたメッセージでもあるというわけですね。
なぜこのブランドにこんなにときめくのか、なんとなくわかった気がしました。
粉太郎、これからも末長く追っかけたい所存です。