HOURGLASS・LIGHTING INFINITTY POWDER | その他粉との比較もしてみた
起立!礼!!!!
NATASHA DENONA・ブロンズパレットのレビューの途中ではございますが、
今日は私の大好きなアワーグラスの新作パウダー
「LIGHTING INFINITTY POWDER」
が届きましたので、まずはこちらを手持ちのパウダーとの比較を交えつつレビュー致します!よろしくお願いします!!
そもそも、HOURGLASSの粉って基本的に「ライティングパウダー」と「ストロボパウダー」の二種類に分けられるのは皆様ご存知ですか?
僭越ながら説明すると、それぞれこんな特徴があります。
- ライティングパウダー = ストロボほど輝きは強くない。肌のアラをぼかすフィルター効果があるので、全顔にフィニッシングパウダーとして使う。
- ストロボパウダー = ストロボ(照明)を浴びた肌のように大きなツヤが出る。ハイライトとして使う。
大雑把だね。通常運転です。
そしてこの二種類の粉はチークやブロンザーにも基盤として混ぜ込まれ、それぞれの仕上がりの違いと美しいマーブル模様を作り出しています。(つまりチーク(blush)の場合、「strobe lighting blush」は「lighting blush」よりツヤのある仕上がりになる。)
BEAUTYLISHさんの商品ページをお借りして分類するとこんな感じ。↓
お分りいただけたでしょうか?
そしてそして。
この「ライティングパウダー」と「ストロボパウダー」をMIXしたものが
このたび登場した「LIGHTING INFINITTY POWDER」です。
※事情通の豚肉さんによると「Diffused Light / Dim Light / Hypnotic Strobe Light」を混ぜたものになるそう。2017のホリデーパレットを持っていれば生成できちゃう!?
ライティングパウダーのフィルター効果と、ストロボパウダーの発光感のいいとこどりパウダーなわけですね。
丸二日かけてじっくり検証しましたので
ぜひ最後までお付き合いくださいませ!
箱からパケから舐めるように眺めたら、まずはスウォッチです。
手持ちのアワグラパウダーさんたちもご協力いただき、はい集合写真📸
一枚目はフラッシュありで撮影しているので、輝きの度合いが違っていることがわかると思います。二枚目はフラッシュなしで色味の差の参考に。
・・・よくわかんないね。
そりゃそうです。補足します。
①【LIGHTING POWDER・DIFFUSED LIGHT】
乳白色のプレストパウダー。色の付き加減もツヤもほぼ感じないのに不思議と肌が剥きタマゴのように美しく補正される不思議なパウダー。カブキブラシでしっかり磨き込むか、スポンジでつけるのもおすすめ。一番人気(?)のルミナスライトが私には少々暗く感じたのでこちらを買いました。(ツヤ感はルミナスライトの方が強かった)
②【AMBIENT LIGHTING PALETTE】
左から「DIM LIGHT | INCANDESCENT LIGHT | RADIANT LIGHT」の計三種類のライティングパウダーがセットされたパレットです。いつも大きなブラシでぐるぐる混ぜて使っているので、スウォッチも同じように指でミキシングした状態で塗っています。全顔に使うと綺麗なツヤ肌になれる大好きなパレット。撮影中にスマホを落として粉がえぐれるハプニングあり。
③【LIGHTING INFINITTY POWDER】
ライティングパウダーとストロボパウダーの合いの子・新作パウダー。前評判にたがわぬブラーリング効果!そして「ライティングパウダーではものたりないわ!」という人も納得のストロボ効果!!ただベースカラーがやや白めに(パールっぽい)発色をするので、付けすぎると「ぺかーん」系の光り方に。あと、塗り方によっては毛穴を目立たせてしまうかも。
④【EUPHORIC STROBE LIGHT POWDER】
Ambient Lighting Edit 4 パレットの上段右上がストロボパウダー。
このお色は単品で購入が可能なので比較メンバーに加えました。ベースがほんのりピンクがかっているけど肌にのせると気にならず、むしろピンクは肌に溶け込むのでツヤだけが与えられて上品に光る。「ハイライトは光ってナンボ」という方にもきっとご満足いただける発光感。
さてさて、インフィニティパウダーに話を戻します。
結論から言うと私はこのパウダー、ハイライトとして使います!
最初は「全顔にいけるのかな?」と思いましたが、私にはなかなか難しそうです。というのも↑に記述しましたが・・・問題は「毛穴」。
初めて肌に塗った時、そのブラーリング効果とハリ感までもアップしたように見えるシームレスな仕上がりに思わず興奮しました。
でも、それもCゾーンのような『もともと毛穴の目立たない部分』に限っての話。
もともと綺麗な肌をより一層つるんと見せる効果はあるけれど、気になる毛穴がある部分に塗ると途端に逆効果に感じます。
どちらかというとストロボパウダー(ハイライトパウダー)寄りの質感に感じるので、ハイライトを毛穴の上に重ねるとどうなるかイメージすると伝わりやすいと思います。
しかし!
逆に言うと「毛穴」というポイントさえ克服できれば、ライティングパウダーに物足りない華やかさとストロボパウダーでは出せないシルキー感の両方を持ち合わせたこれ以上ないほど美しいフィニッシングパウダーであるとも思う。
なので、
毛穴レスな肌に整えてから塗ればいいんです。
というのもね、半顔チャレンジやったんですよ。こんな感じで。
今日、ベースメイク顔の右左で分けたの。右はHOURGLASSのイマキュレイトファンデ×CTのエアブラシパウダーでしっかりめに。左はpatコンシーラー×patパウダーであっさりと。んで最後に新しいこのHOURGLASS・Ambient Lighting Infinity Powderを全顔ぶわーっとのせてみた。さてどっちが好きかなー!
— 粉太郎 (@konataro_cosme) July 28, 2020
結論として、ベースメイク薄めのほうは肌のアラが隠しきれていない上に乗せているため、色や質感のムラを目立たせてしまったし(シームレス感ゼロ)加齢・乾燥の影響で時間経過とともに表情筋の位置にはっきり確認できるスジができてしまいました。Oh悲惨。
反対側のメイク濃いめの顔ではほとんどこの現象は起きず、「このパウダーはベースメイクとの相性がモロに仕上がりに影響してくる」と確信しました。
おすすめの使い方としては
念入りに保湿をし、シリコン系のプライマーできっちり毛穴を埋め、ファンデーション&コンシーラーで地ならしをして、セッティングパウダーで肌の表面を均一に整え、その上からこのパウダーをまとう。
ちょっと長いけど、一連の手順を丁寧に行うことで目を見張るほどの美肌が完成するはず!
さらに高い位置にストロボパウダーを置いたらもう最高!!最高おおおう!!!!(興奮)
これは是非みなさまにやってほしいなぁ〜〜〜
私はビルドアップが大好きなので上記の工程を想像するだけでヨダレ出そうです。なんなら今一旦ブログ書く手を止めて塗りに行きたいくらい。うずうず
とはいえ、「忙しい毎日、なかなかこれはできない」→「ハイライト使いかな・・・」と落ち着いたわけです。ふぅ。
〜まとめ〜
個人的には買ってよかったという感想しかないですが、少し扱いが難しい印象も否めません。少なくとも「アワーグラスの買い物初めて!」という方にお勧めはしません。まずはお勧めするならライティングパレットとかかな?
まぁ、そういうひとクセあるところも魅力になってしまうほどHOURGLASSの沼は深く美しいってことで。推しに盲目・・・。
次回は前回に引き続きNATASHA DENONA・ブロンズパレットのレビュー第二弾をお送りいたします!
ちなみに!
購入は「Cult Beauty」というイギリスのサイトがお勧めです。
初回注文時、£50の購入で£10オフになるコードがありますので、よかったら使ってください。※ win-win コードです。