顔面にライバルを持とう【コンプレックスと書いて】【伸びしろと読む】
昔、私たちが学生だった頃「無人島になにか三つしか持っていけないとしたらどれにする?」みたいな質問流行りましたよね。今でもやるのかな?
あれの化粧品部門を問われた時、たしか私こう答えたんです。
- 1 ファンデ。
- 2 アイブロウ。
- 3 つけま。
今はこうです。
- 1 コンシーラー。
- 2 アイブロウ。
- 3 マスカラ。※日焼け止めは特例
ほうほう。
我ながら今気づきました。20年以上の時を経てもなお、私の中での重要事項はそう大きく変わっていなかったようです。
一に肌、二に眉、三にまつげ。
ファンデはコンシーラーに変わり、付けまつげはマスカラに変わりましたがそれでもまぁ同じ畑の話です。手を変え品を変え、この三点のアップデートに費やしてきた20年と言っても過言ではありません。
「肌・眉・まつげ」。これは私にとって永遠のコンプレックスであると同時に、強大なライバルでもあると実感します。
私はマトモなスポーツ経験が皆無なのであやふやなんですが、
ライバルってアレでしょ?「好敵手」って書くんでしょ?
好ましい敵。「試合や勝負事で、力が同じくらいの、よい相手。ライバル。」ふむふむ。
「じゃぁ私の顔面は私のライバルじゃん。」ちょっとトンデモぽいのですがこれは確信があります。
自我の芽生えとともにコンプレックスを知り、そして日々世の中を知り自分を知るにつれその形は変化し、現実を適応させようとメイクを頑張ったりメンテナンスにいそしんだりする。
これはまさに己を強くしお互いを高め合える最高の関係(=ライバル)ではありませんか。
だからみんな顔面にライバルを持つべきです。
コンプレックスはあっていいんです。
コンプレックスと書いて伸びしろと読むのです!!
コンプレックス、無いよ!っていう神はここで退場な!!
その手段は人それぞれだし現代は選択肢が山ほどあります。そんな世の中だからこそ、Twitterというツールに出会えたことを私は感謝せずにはいられません。
「こんな素敵なメイクしてみたい!」とか
「このアイテムこんなふうにも使えるんだ!」とか
日々いろんな発見を繰り返し、新しい情報や美的感覚を吸収し続けることがいかに大切か、歳を重ねるごとに感じます。
※若い方には伝わらないかもしれませんが、どうしてもルーティンから抜け出せなくなってしまいがちなんですよ・・・情けねェ・・・
変化は怖いけど、変化しないままのがもっと怖い。ライバルをライバルと認識できなくなってしまったら、それが一番ヤバイ。 というのが持論です。
そして、ライバルはそのまま自分自身でもあるということを忘れずにいたい。
打ち負かすだけが勝負では無いはず。
どこかのえらいひとのように「まるごと愛しましょう」とまでは言えないけど、見せ方ひとつ、もしくは気の持ち方ひとつで裏表が入れ替わることなんていくらでもあります。
「焼け野原死ねェェェェ」と叫びながら毎朝眉を描いていますが、本気でそう思っているわけではありません。だって焼け野原にしたのは自分だし(正確には安室ちゃんだし) 何より後先考えずに焼け野原にしてしまったくらい、かわいくなりたいと願った自分の過去だから。
たしかに毎朝めんどくさいけど、そういう失敗や遠回りを繰り返してきたからこそ今を踏ん張る美容意識の土台ができたはず。みなさんもきっとそうですよね。
そんなわけで、粉太郎はこれからもみなさんと手をとりあい、楽しみながら日々増えていくライバルたちと戦っていきたい所存です。 ( 最近は血色不足が深刻でリップとツヤ系下地も無人島候補・・・ ) どうぞよろしくお願いします🙇♀️
なんかマジメな感じになっちゃったな。
カマキリ先生でも貼っとくか。